自営業に就業不能保険は必要か?就業不能保険と所得補償保険の比較&死亡保障

メットライフ生命マイディアレスト(収入保障保険) メリット デメリット評価と保険金の注意点

更新日:

9.メットライフ生命
商品名
収入保障保険 マイディアレスト

契約例

しくみ
死亡、または高度障害状態になったときに死亡月払給付金または高度障害月払給付金が支払われます。その他オプションで、ケガによる障害状態の保障や、三大疾病になったときの保障、無事故祝い金をつけることもできます。一定期間以上、喫煙をしていない人は、加入時に保険料が割り引かれます。

給付
① 死亡月払給付金
被保険者が死亡したときに、契約時に設定した死亡月払給付金が受け取れます。受け取れるのは、契約時に設定した年数までですが、一括で受け取ったり、毎月の給付金額を減らして受け取る年数を長くしたり、といった受け取り方もできます。
② 高度障害月払給付金
被保険者が高度障害状態になったときに、契約時に設定した高度障害月払給付金が受け取れます。死亡時と同じように、一括受け取りや、受け取り年数の変更などもできます。
③ 三大疾病月払給付金
三大疾病で所定の状態になったときに、三大疾病月払給付金が受け取れます。三大疾病月払給付金は、2年間のみです。また、受け取れるのも1回になっており、たとえば、ガンになって2年間三大疾病月払給付金を受け取った後に脳卒中になっても、その時の給付金は受け取れません。
三大疾病による所定の状態とは、
ⅰ)悪性新生物
責任開始日から90日経過後に、悪性新生物と初めて診断確定されたとき。
ⅱ)心疾患および脳血管疾患
心疾患、または脳血管疾患を発病し、所定の手術を受けたとき、または継続20日以上入院したとき。
三大疾病月払給付金付きのプランの場合、ⅰ)またはⅱ)の状態に該当すれば、以後の保険料の払い込みが不要になります。
④ 災害死亡月払給付金
不慮の事故による傷害が原因で事故から180日以内に死亡した場合、災害月払給付金が支払われます。
⑤ 障害月払給付金
不慮の事故によって高度障害状態、または所定の身体障害状態になったとき、または、所定の感染症を原因として高度障害状態になったときに、障害月払給付金が支払われます。
⑥ 無事故給付金
保険期間満了後に生存し、かつ、保険期間中にいずれの月払給付金が支払われなかったときに、無事故給付金(月払給付金の1か月分)が受け取れます。

付加できる特約
なし。
保障の大きさでⅠ型~Ⅴ型まで保障のタイプがわかれています。
1型:死亡月払給付金・高度障害月払給付金
Ⅱ型:死亡月払給付金・高度障害月払給付金・三大疾病月払給付金
Ⅲ型:死亡月払給付金・高度障害月払給付金・三大疾病月払給付金・災害死亡月払給付金・障害月払給付金
Ⅳ型:死亡月払給付金・高度障害月払給付金・災害死亡月払給付金・障害月払給付金
Ⅴ型:死亡月払給付金・高度障害月払給付金・無事故給付金

特徴
掛け捨ての死亡保険に加えて、働けなくなる可能性の高い病気(三大疾病)に備えることができる保険となっています。保障の大きさによって、Ⅰ型からⅤ型まで5つの型にわかれています。また、給付金を受け取ることがいっさいなく満期を迎えた場合に、無事故給付金が支払われることで、掛け捨ての保険のデメリット(かけても損というイメージ)を軽減しています。

メリット
① 死亡保障だけでなく、三大疾病にも備えられる
この保険は、掛け捨ての死亡保険ですが、タイプ別に大きく5つに分かれます。シンプルな死亡保障のみの型から、三大疾病に災害死亡の保障までつけることもできます。三大疾病によって働けない状態になっても給付金によって生活の安定を図ることができます。
② それぞれの月払給付金の受け取り方を変更できる
給付金を受け取るとき、基本的には契約時に設定した月払給付金を毎月受け取ることになりますが、受け取り年数を変更したり、一括で受け取ったりと、受け取り方を選択することができます。
③ Ⅱ型、Ⅲ型の場合、保険料払込免除になる条件が広い
Ⅱ型、Ⅲ型のように、三大疾病の保障がついている場合、三大疾病で所定の状態になったときに、以後の保険料の払い込みが免除されます。給付金を受け取れるだけでなく、保険料の払い込みも不要になるため、治療に専念するための資金を作りやすくなっていっています。

デメリット
① 障害状態の保障が薄い
収入保障保険に付加できる特約には、障害状態(障害年金2級相当)でも給付金を受け取れるものがありますが、この保険では、ケガによる高度障害状態(寝たきりなど)への備えくらいしかありません。この保険は死亡保障に重点を置いているため、障害状態による収入減には備えることができません。
就労不能保険や、収入保障保険の障害状態に備えられるタイプのものをおすすめします。
② 三大疾病月払給付金は2年しかもらえない
三大疾病という、後遺症が残ったり、今まで通りに働けなくなったりする可能性の高い病気に備えられるものの、三大疾病月払給付金は2年しか受け取れないため、2年経過後の生活費のことも考えておく必要があります。さらに、三大疾病というと、がん、心疾患、脳血管疾患になりますが、ここでのがんは、悪性新生物であって、初期のがんである上皮内新生物は保障の範囲に含まれません。
③ 精神疾患、介護の保障がない
この保険は、死亡時の保障がメインとなっているため、就労不能状態への保障がありません。もちろん、精神疾患や介護状態への保障もありませんので、他社の就労不能保険で備える必要があります。

注意!保険がおりない・もらえないケース
① 三大疾病で保険金を受け取れると思っていたのに
ITの会社を運営するZさん、最近子どもがうまれたので、保険の見直しをしました。お父様を脳梗塞で亡くされていたのもあって、三大疾病月払給付金のついたタイプに契約。しかし、その保険にがんの保障もついているから、と、担当者に勧められたがん保険は加入を見送っていました。
そしてZさん、仕事にまい進する毎日を送ります。日々忙しいZさん、1年に一度の自治体の健康診断をしばらく受けずに過ごしていましたがある日血便が出て大慌て!急いで病院に行きました。すると、なんと初期の大腸がんと診断されてしまいまい、入院、手術となりました。幸い初期のがんということで、抗がん剤治療の必要もなく、入院も短期間で済みましたが、食事や生活習慣など、今まで以上に気を配らないといけないことに。ちょっと切ったら終わりかと思っていたのですが、退院後も体調を崩しがちになってしまいました。
「そういえば、保険金がおりるかも!」と、急いで給付金請求をしましたが、結果は「上皮内新生物のため給付金支払いの対象外です」との保険会社からの回答でした。がん保険も加入を見送っていたために、がんの保障はありません。自営業のため、高額療養費制度の申請もすべて自分でするはめに。しかも。Zさんは年収が高かったので、高額療養費制度の限度額にはぎりぎり達しませんでした。つまり、高額療養費制度による還付金も適用外でした。
Zさんは幸い、奥さんも共働きだったので収入がゼロになることもありませんでしたが、通院するための交通費(体調が悪い時にはタクシーを利用)や体調を整えるサプリメントなどにかなりの出費が増えたといいます。
がんはがんでも、対象外のものがあることをきちんと確認しておけばよかった、と、今も後悔しています。

② 交通違反が家族を不幸に
居酒屋をしているAさん、子どもの中学進学を機に、保険を見直すことにしました。車が好きでよく乗るため、災害死亡月払給付金がついたタイプに加入しました。加入して何年かして、Aさんは交通事故で亡くなってしまいます。同乗していた従業員の証言では、一方通行を逆走したための対向車との衝突事故でした。
事故が起きたのは夜で、車の通りも少なかったので、近道のつもりでやったとのことでした。
急なAさんの死で家族も悲しさを感じる暇もなく、葬儀をすませました。少し落ち着いたころ、Aさんの保険のことを思い出し、保険金の請求をします。遺族年金のほかに生命保険の保険金があれば生活が楽になる、そう思っていました。しかし、なんと、保険金は下りないという連絡が。それは、一方通行を逆走という道路交通法違反をしたため、という理由からでした。
Aさんの「これくらい、いいか」という判断が、Aさんの死を招き、結果家族にも大変な思いをさせることになったのです。
Aさんは自営業で国民年金のみの加入だったため、遺族年金も子供が18歳になるまでしか出ません。預貯金もたくさんあるわけではなかったため、Aさんの奥さんは実家に帰り、両親の助けを借りながら働いて子どもを育てています。

③ 免責期間を軽く見たばかりに
商社に勤めるBさん、独立を考えており、その際に保険の見直しをしました。
というのも、Bさんは会社の団体保険に加入しているのですが、退職してしまうと団体保険も解約になり、無保険となってしまうからです。
団体保険で三大疾病の保障を付けていたのもあって、見直しの際にも三大疾病の保障を付けることにしました。
Bさんは団体保険のほかにがん保険にも加入していましたが、見直しをして解約することにします。三大疾病の保障がついているので、「がん保険はもう要らない」と判断したからでした。
見直しの時に担当者から「三大疾病の保障付きのプランは、がんについては90日の免責があるので、がん保険を解約するのは免責期間の90日経過後をおすすめします」と伝えていましたが、Bさんはさっさと解約していまします。「90日ということは、3カ月くらい・・・そんな短期間ではがんにはならない」、と自信を持っていました。
しかし皮肉なことに、保険の見直しから2か月後、以前からの胃の不調(病院には行かずにそのままにしていた)が気になり、内科を受診します。
すると、内視鏡検査で異常が見つかり、大病院を紹介され、精密検査でがんと診断されてしまいます。
がんの給付金を請求しようにも、がん保険は2カ月前に解約して保障はなにもありません。その上、新しい保険はまさに免責期間中だったので、給付金の対象外となってしまいました。
後悔してもはじまりません。起業して間もないBさんは、前職での退職金を取り崩しながら高額療養費制度を活用もして治療を続けています。しかし自営業の身、収入は安定しません。そのため、専業主婦だった奥さんがパートに出て家計を支えることになりました。保険料を節約したばかりに、お金に苦労する羽目になってしまいました。

参考
メットライフ生命保険株式会社
http://www.metlife.co.jp/
メットライフ生命保険株式会社「収入保障保険」
http://www.metlife.co.jp/products/life/mib/

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