自営業に就業不能保険は必要か?就業不能保険と所得補償保険の比較&死亡保障

マニュライフ生命こだわり収入保障のメリット デメリット評価と保険金の注意点

更新日:

10.マニュライフ生命
商品名
こだわり収入保障

契約例

しくみ
死亡、または高度障害状態のときに死亡月払給付金または高度障害月払給付金が支払われます。契約時にオプションとして、特定疾病保険料払込免除特約を付加することで、三大疾病で所定の状態になったときに以後の保険料の払い込みが不要になります。また、一定期間以上、喫煙をしていない人や、血圧の値が一定の数値以下の場合には保険料が割り引かれます。

給付
① 死亡月払給付金
被保険者が死亡したときに、遺族に死亡月払給付金が支払われます。契約時に設定した金額を毎月受け取れますが、受け取り時に受取額や年数を変更したり、一括受け取りを選択したりすることもできます。
② 高度障害月払給付金
被保険者が高度障害状態になったときに、被保険者に高度障害月払給付金が支払われます。契約時に設定した金額を毎月受け取れますが、受け取り時に受取額や年数を変更したり、一括受け取りを選択したりすることもできます。

付加できる特約
特定疾病保険料払込免除特約
特定疾病(悪性新生物、急性心筋梗塞、脳卒中)で所定の状態になったときに、以後の保険料の払い込みが不要になる特約です。
特定疾病による所定の状態とは、
ⅰ)悪性新生物
初めて悪性新生物と診断確定されたとき
(上皮内新生物および悪性黒色腫以外の皮膚がんは対象外です)
ⅱ)急性心筋梗塞
急性心筋梗塞を発病し、60日以上労働の制限を必要とする状態(軽い家事や事務作業などの軽労働、座業はできるがそれ以上の労働は制限を必要とする状態)が継続したと医師によって診断されたとき
ⅲ)脳卒中
脳卒中を発病し、60日以上、言語障害・運動失調・麻痺などの他覚的な神経学的後遺症が継続したと医師によって診断されたとき

特徴
シンプルな死亡保険です。死亡、または後遺障害のみで保険金を受け取ることができます。がん・急性心筋梗塞・脳卒中といった三大疾病(この保険では特定疾病と表記)の保障があるとはいえ、保険料の払い込みが不要になるのみで、何か給付金が受け取れるタイプの商品ではありません。

メリット
① 保障がシンプル
保険金を受け取れるのが死亡または高度障害のみで、保障内容が複雑になりがちなオプションがほとんどありません。
② タバコを吸っていなければ保険料が割り引かれる
直近一年間で喫煙がなければ保険料の割引が受けられます。他社では、「2年以内にタバコを吸っていないこと」が条件となることがおおいのですが、マニュライフ生命では一年間となっています。健康を考えて禁煙したての人にも比較的メリットがあるタイプとなっています。
③ 血圧の値でも保険料が割り引かれる場合がある
最高血圧140mmHg未満、最低血圧が90mmHg未満の場合、優良体保険料率が適応されます。

デメリット
① 働けない状態になったときの保障がまったくない
この保険は、シンプルな死亡保険となっているため、病気やケガによる就労不能状態や介護状態には全く備えることができません。
② 加入は60歳までしかできない
他社の同じような商品では、10年更新プランを組んで最長80歳まで保障を継続することもできますが、マニュライフのこだわり収入保障は、最長70歳までしか保障を持つことができません。事業資金を借り入れている自営業の方で、借り入れ分に対する万が一の保障を持つ場合、60歳までしか加入できないことに注意が必要です。
③ 特定疾病になっても給付がない
  この商品で、特定疾病保険料払込免除特約を付けている場合、特定疾病で所定の状態になったときに保障されるのは、「保険料の払い込みが不要になる」のみで、保険金が下りるわけではありません。別途、三大疾病の備えを持つのが良いでしょう。

注意!保険がおりない・もらえないケース
① がん保険はいらない、と思ってしまった
自営でSEとして働くCさん。結婚して子どもがうまれたばかりです。今まで加入していた保険では足りない、と思い、今回見直しをして新たに収入保障に加入することになりました。三大疾病については、親せきの人が脳梗塞で倒れたのを知っていたので、特定疾病保険料払込免除特約をつけました。また教育資金をためることを重視していたので、医療保険は一番シンプルなものに切り替えました。その際、昔から加入していたがん保険は解約してしまいます。まわりにがんになった人がおらず、がん保険をかけてもお金がもったいないと思ったのと、今回のプランで特定疾病の保障がついていると思った(実際には、保険料の払い込みが免除されるだけ)ためでした。
結果的に保険料を節約したことになったCさん、仕事も順調で、貯金も確実に増えていきました。順調そうに見えたCさんの体調が悪くなったのは保険加入から2年後。どうも食欲がありません。また胃の不快感もありました。ちょうど年末で仕事が忙しかったのと、忘年会の時期で「お酒を飲みすぎたのかもしれない」と、Cさんは最初考えていました。
しかし、なかなか治らない不快感。胃潰瘍かと思い、内科を受診します。胃の内視鏡でなんとがんらしき腫瘍が見つかってしまいました。専門の病院を紹介され、精密検査をすると、胃がんとの診断。すぐに手術で切除することになりました。
幸い、手術のみですんだ治療でしたが、Cさんは仕事量を減らさざるをえませんでした。しかも休んだ分収入が減ってしまい、せっかくため続けた貯金もどんどん減ってしまいます。
Cさんの保険は、入院と手術は医療保険からもらえたのと、収入保障保険の保険料の払い込みが免除になったくらいでした、Cさんはてっきり収入保障保険からも給付金がおりるかと思っていましたが、全くの勘違いだったのです。がん保険はとっくに解約しているため、1円も出ません。仕事量を減らしたCさんは、奥さんにもパートで働いてもらって収入源を補うしかありませんでした。貯金も保険もバランスよく持たないと、と、今も後悔しています。

② 高度障害にはならなかったけれども
Dさんは、エステサロンを経営している50歳。保険を見直す時に、今まで加入していた介護や身体障碍にも備えられる定期特約付き終身保険を解約し、マニュライフ生命のこだわり収入保障に加入しました。収入保障保険はあくまでも死亡にしか備えられないため、就労不能保障保険を、担当者から勧められましたが、体力には自信があったのと、病気には無縁のまま50年生きてきたのもあって、加入しませんでした。
そんなDさんが脳梗塞で倒れたのは加入から5年たった55歳の時でした。幸い、寝たきりにはならなかったものの、右半身麻痺と、言葉の障害が残ったため、今まで通りの
仕事ができなくなってしまいました。この収入保障保険ででるのは、高度障害状態の時のみで、Dさんはそれにはあてはまりません。障害年金をわずかに受け取るだけで、収入は激減してしまいます。
Dさんは、ご主人と共稼ぎだったために、家計にすぐに困ることはありませんでしたが、サロンを廃業する手続きなどで多額のお金がかかりました。しかも個人で経営していたため、サロンの家賃の支払いや、リースしている機械、事業資金の借り入れのことなどはDさん以外に把握している人はいませんでした。
Dさんのご主人がどうにかして処理していきましたが、なかなか大変だったということです。「就労不能に備えるための保険とともに、なにかあったときの取引先の連絡先といったものも控えておいてほしかった」と、ご主人はほとほと困っていました。

③ 言わなかったばかりに
Eさんは、お弁当屋さんを経営しています。ちょうど子どもの中学進学を機に保険を見直しました。マニュライフ生命のこだわり収入保障と、医療保険に加入します。Eさんは1年ほど前に軽い脳梗塞で入院していましたが、そのことを保険会社担当者につけずに加入手続きをしてしまいました。
そして加入から1年足らずで、再び脳梗塞で倒れてしまいます。
その時に、脳梗塞で治療歴があることが、給付金請求時の病院の診断書によって保険会社によって知られてしまいます。
保険加入する際には健康状態や過去の傷病歴を正確に告知しないといけないことになっています。もしそれが保険会社に知られると、保険金や給付金がもらえないだけでなく、保険契約そのものが解除(契約が消滅する)となってしまいます。
Eさんも保険契約が解除になってしまい、何の保障ももらえなくなってしまいました。もちろん、脳梗塞で入院歴があるので、ほかの保険会社でも加入が非常に難しくなります。Dさんは、加入の手続き時に正確に治療歴を告知しなかったばかりに、今までの保険料も無駄になってしまったのでした。

参考 マニュライフ生命保険株式会社
https://ssl.manulife.co.jp/
参考 マニュライフ生命保険株式会社「こだわり収入保障」
https://ssl.manulife.co.jp/goods#syunyu

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