保険相談窓口▶ 保険ショップどこがいい?

保険相談どこがいい?誰にする?
保険営業職員と保険ショップ保険代理店と通販型保険を比較

生命保険に加入しようとするとき、どこで加入したらいいのか迷いますよね。

街なかや駅前には生命保険会社のビルがあり、銀行の窓口には保険のパンフレットが置いてあり、郵便局にも保険のポスターが貼られています。

最近は、ショッピングモールに行くとほぼ必ず保険ショップを見かけますし、ネット上でもいろいろな保険会社の広告を目にします。

また、企業に勤めている人は、休み時間や終業後に保険会社の営業職員や生命保険セールスレディの勧誘を受けた方もいるかもしれません。

このように、今や保険に入ろうと思えばどこででも加入できる時代になりました。
けれど、どこで加入するのがベストなんでしょうか?

FPのN女史
大きく分けると販売ルートは3つです。どこから加入したら良いかのメリット・デメリットもお伝えします。

 

保険会社本体の営業職員やセールスレディ

生命保険会社の営業として雇用されている人のことで、営業職員やセールスレディなどと言われます。職員とは、保険会社独特の言い方で、従業員とほぼ同じ意味になっています。

というのも、生命保険会社はひと昔前まで相互会社という形態をとっている会社がほとんどでした。

現在では、第一生命保険株式会社、かんぽ生命保険株式会社などのように、株式会社の形態になっているところが増えました。

相互会社とは、生命保険会社でのみ使われる会社の形態のことです。
相互会社に勤務する従業員のことを職員、相互会社での契約者を社員とよびます。社員と言ってもその会社で勤務するわけではありません。

そのため、昔から生命保険の営業の人のことを「営業職員」と呼んでいます。

昔は、生命保険の営業=生保レディ(生命保険のセールスレディ:女性)というイメージでしたが、1980年代にプルデンシャル外資系生命保険会社が参入してからは、男性の営業職員も非常に多くなりました。

保険会社の営業職員とひと言で言っても雇用形態はまちまちで、正社員もいれば保険会社と業務委託契約を結んでいる人もいます。

営業職員の給与体系は、契約件数や契約した保険料によって報酬が決まる完全歩合制が多いですが、新卒での営業職採用や中途採用の一部の部署などは、固定給部分が大きい給与体系になっていることもあります。

このような営業職員(セールスパーソン、ライフコンサルタント、ライフプランナーと言われることもあります)は、雇用されている保険会社の商品のみ契約を取り扱うことになります。

自社の商品の知識を深く勉強しており、契約手続きからアフターフォロー(入院給付手続きや、住所変更など)まで担当者が電話一本でしてくれるのがメリットです。

しかし、自社の商品よりも他社の商品の方が良いと思っていても、他社の商品を取り扱えないのが営業職員のデメリットにもなります。

営業職員の多くはFP/ファイナンシャルプランナー(ファイナンシャルプランニング技能士、AFP、CFPなど)の資格を持ち、顧客の話をきっちり聞いた上で、自社の商品を勧める人もいます。

ただ、一部の営業職員の中には、自分の成績やお給料のことばかり考えて一方的に勧めてくる人もいるので注意が必要です。

営業職員は顧客の元へ訪問する営業スタイルなので、自営業の方でも都合の良い時間や場所で話をしてくれます。

保険会社の営業職員に保険相談するメリット

・契約後も入院給付金や死亡保険金の請求手続き、住所変更などの手続きも担当者を通して手続きすることができる。
・自宅や顧客の勤務先など、顧客の都合の良い場所まで営業職員が来てくれる。
・一つの保険会社のことに精通しているため、その保険会社独自のサービス(健康情報の配信や、医師の紹介など)の案内もきめ細かく対応ができる。

保険会社の営業職員に保険相談するデメリット

・他社の商品の契約を取り扱えないため、他社の保険商品の方が顧客にとって良いと思っていても自社の商品を勧めないといけない。

生命保険の選び方!保険営業セールスレディのおすすめは本当に信頼できる?

 

保険の代理店

保険の代理店(以下、保険代理店)とは、生命保険会社と代理店契約を結び、独立自営で営んでいる会社または個人のことをいいます。

代理店にもさまざまな種類があり、1つの保険会社専属の代理店(専属代理店)もあれば、複数の保険会社と代理店契約しているところ(乗合代理店)もあります。

保険の代理販売が本業ではなく、他の仕事が本業で付随して保険を販売する代理店形態もあります。

訪問型の保険代理店

訪問型の代理店には、税理士やファイナンシャルプランナーとして独立開業している人で保険会社の代理店をしている人や、個人で保険会社と代理店契約を結んでいる人、顧客に訪問して生命保険や損害保険を取り扱う会社などがあります。

特に会社の場合は、保険のみの取扱店というよりも他業種を兼ねている※

個人宅や顧客の会社(顧客になりそうな会社)へ訪問するという意味で、営業スタイルは保険会社本体の営業職員と似ています。

しかし営業職員と大きく異なる点は、保険会社と直接の雇用契約がないことであり、また、今主流となっている乗合代理店の場合は複数の生命保険の契約を取り扱える点です。

保険会社の社員ではないため比較的自由に営業活動を行えますが、契約不信などで保険会社から代理店契約を打ち切られると、アフターフォローなどができなくなってしまいます。

保険会社の営業職員と同様、自営業の方にも時間と場所の融通が利きやすいといえます。

訪問型の保険代理店のメリット

・複数の生命保険を取り扱える代理店もあるので、保険を選ぶ選択肢が増える。
・税理士事務所として独立開業し保険代理店になっている場合などは、税理士としての役目も任せることができる。

訪問型の保険代理店のデメリット

・代理店はあくまでも契約を代理することになるため、保険金請求や名義変更などの事務手続きは所定のコールセンターに連絡する必要がある。代理店の中には、アフターフォローをきっちりやってくれるところもある。

来店型(保険ショップ)の保険代理店

銀行窓口や携帯電話ショップのように、保険専門での窓口を開いている代理店のことをいいます。ほけんの窓口、保険市場などが代表例です。

国内生保、外資系生保問わず数十社の保険を取り扱うことができるところが多いです。

また、日本生命や第一生命など大手生命保険会社が、契約手続き以外にも住所変更や名義変更などの手続きを、銀行の窓口のように行える店舗を設置しています(ニッセイライフプラザ、第一ほけんショップなど)。

これは来店型の代理店ではなく営業店のひとつで、顧客が足を運びやすい仕様にして顧客との接点を増やす狙いがあります。

来店型の代理店には、ほけんの窓口、保険クリニック、みつばち保険などがあります。また、保険見直し本舗は、訪問型と来店型の両方を兼ね備えています。

思い立った時に店に行って話を聞けるのはメリットですが、来店型の代理店は営業時間が決められているため、自営業の方で夜遅くまで仕事をしていると話の続きを聞きに行くのに営業時間が終わってしまっているということもあり得ます。

来店型の代理店のメリット・デメリット

・わざわざ会う日時を約束しなくても、自分の気が向いたときに店頭で話を聞くことができる。
・何度も足を運ぶのが面倒になることもある。

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銀行の窓口販売

2001年から2007年にかけて銀行での生命保険の窓口販売が解禁され、銀行員でも生命保険の取り扱いが可能になりました。窓口に来た顧客に対して、預金だけでなくお金についてトータルにサポートするのが狙いです。

また、銀行窓口販売専用の保険商品も各保険会社から発売されており、一時払い終身保険といったお金を運用するタイプの商品も多く取り扱っています。

ただし、加入したときの担当者は、銀行内部の転勤や異動によって変わってしまうため、将来の保険金受け取りや解約手続きなどは、自分でコールセンターに連絡しないといけなくなります。

また、銀行での預金と同じような金融商品といっても保険は保険です。保険加入には健康状態や既往症の告知が必要なため、細心の注意が必要です。

そういった手続きに慣れていない銀行員が取り扱うと、顧客に迷惑をかけたり不快な思いをさせたりすることもあります。

銀行の窓口販売は、窓口が空いている時間しか行っていません。そのため、平日の日中はずっと事務所で業務をしていたり、外回りをしたりしているという自営業の方には、話を聞きに行く機会があまりないかもしれません。

銀行の窓口販売のメリット

・預けっぱなしの預金よりも、より多く増える金融商品を教えてもらえる。

銀行の窓口販売のデメリット

・加入したときの担当者が定期的に転勤や異動で入れ替わってしまい、いざという時に担当者に話を聞くことができない。

銀行や郵便局で契約することをおすすめしない理由

 

通販型(ネット直販 ダイレクト系)

通販型とは、インターネットで商品選択や加入手続きが行える・完結できる保険会社の商品です。

営業職員に会ったり、来店型のショップに行ったりする時間も手間も省いて、自分のペースで保険を考えるのが好きな人にはお勧めです。

また、申込手続きはネット上で完結することがほとんどのため、深夜や早朝といった時間でも申し込み手続きが可能になります。

ただし、インターネット専用の商品だと、営業職員を通して加入する通常の対面販売の場合よりも加入できる商品に制限があったり、加入できるプラン(保険期間や保障額、付ける特約など)にも柔軟性がなかったりします。

たとえば、対面販売では「どの特約をどれくらいつけるか」「払い込む期間の設定」「保険料の払い込み方法(銀行引き落としかクレジットカード払いか)」「保険料の払い方(月払い・年払い・全期前納など」などを自由に選ぶことができますが、通信販売では自由に選ぶことはできません。

通販だと、保険料の払い込み経路がクレジットカードのみという場合もあり、クレジットカードを持っていないと契約できないこともあります。

また、加入時に必ず記入する告知書(健康状態や既往症などを記入します)についても、書き方が不十分だと加入できない場合もあります。

反面、対面販売では、加入前に健康状態や既往症についてあらかじめ担当者に相談し、申込前に「加入できるかどうか」といったことを確認することも可能です。インターネットではお互いの顔が見えないため、対面販売より不利な点も多いです。

また、対面販売であれば、家族の同席の上契約手続きをするということもあり、何かあったときにはご家族が給付金請求をすることができますが、通販であれば1人で加入手続きが完結してしまいます。

すると、万が一のことがあった場合でも、他の家族が契約内容を知らないままになってしまう場合もあり、保険金請求ができなかったり遅れてしまったりして、家族の生活にも影響を及ぼすこともあります。

通販型に加入する際には、保険の知識は自分でしっかり勉強し、家族にも加入の旨を伝えて、契約内容の控えを渡しておくくらいのことはしておきましょう。

通販型のメリット

・自分のペースで保険を選ぶことができる。
・保険の知識をすでに持っている人には通販でも過不足なく加入できる。

通販型のデメリット

・健康状態に不安がある場合は、対面販売で加入できるかを確認しておいた方が有利なことが多い。
・加入できるプランや払込方法に制限がある。
・保険料の払い込みがクレジットカードのみ、という場合もある。

 

保険はどこで選ぶ?誰から入る?

自分で物事を判断することに慣れている自営業の方でも、保険となると判断に迷うことも多いと思います。

保険のセールスレディや営業職員に直接聞いてみることで疑問点が解消されることも多々ある反面、強引に勧められるのでは?という印象があるので会うのに躊躇する気持ちもありますよね。

FPのN女史
けれど安心してください。今は、保険に関する法律も厳しくなり、顧客の意向に沿っていなければ契約は無効になります。

個人向けの保険は、申込手続きをした後でもクーリングオフが可能でもあるため、「冷静に考えてみたらこれは意向と違った」という場合には契約を取り消すこともできます。

営業職員が家まで来てくれたり、こちらから保険ショップへ足を運んだりと、保険に加入する・保険の見直しをする窓口はたくさんあります。

同じ保険会社の商品であれば、銀行でも、営業職員でも、代理店でも、保険料も給付内容も同じです。違うのは、誰から話を聞くかということです。

また、保険の話を聞く際に自分にとってストレスのないタイミングで話が聞けるかどうかも重要になってきます。

仕事が遅い時間までかかる方は銀行の窓口で話を聞くには都合が合いにくいかもしれませんし、仕事の関係で銀行によく行く方などは銀行に行くついでに話をきけるため便利かもしれません。

自営業・個人事業主の方は、一人で何もかも仕事を背負っています。

よく聞く話が、「保険の話を聞く約束をしていて、急に仕事が入ってキャンセルせざるを得ない場合に、保険会社の職員に約束を変えてもらうのが申し訳ない」ということです。

約束したのを破るのはちょっと・・・と考えがちですが、外せない仕事が入ったときや体調がすぐれない時などは、その旨をあらかじめ伝えてもらえると、話をする方としても対応がしやすくなります。

FPのN女史
だから気がねせず予定変更を伝えて大丈夫ですよ!

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