住宅ローンが支払えない人へ
私はつい先日に、任意売却をしました。それで思うことは、非常に厳しい決断だったということです。そして分かったことは、住宅ローンが払えないからと言って諦める必要は全くないということです。
私も最初は諦めていました。莫大な借金を目の前にして、何もすることができない自分がいました。それでも、どうにかしないといけないのが難しいところです。そもそも私は、そこまでお金に困った生活をしているわけではありませんでした。どんな場合においてもすぐにお金が無くて大変という訳ではありませんでした。むしろ、お金は多少なりとも持っているほうだと自負していたほどです。
しかし、世の中なにが起きるか本当に分からないのが現実です。順風満帆に過ごしてきました。そしてマイホームも難なく購入することができいました。ローン支払は長期ですが、それでも支払続けることはできそうだと安堵してしていました。そうした生活がしばらく続いていたある日に、人生が大きく変わりました。それは務めていた会社が倒産したのです。これにより、一気に波乱万丈な人生を歩むことになりました。収入がなければ当然住宅ローンを支払うことはできません。しかし、支払は期日にしっかりときます。
最初のころは支払うことはできていました。しかし、その後は難しい選択になりました。気付けば、返済滞納になっていました。これはまずいと思いましたが、支払うことができないのです。以前の自分が見たら嘆き悲しむような現実がここには待っていました。お金で困ったことがないのに、ここにきて相当ピンチになっています。そこで、友人などに相談することにしました。すると、債務整理をするのが一番だといわれました。それには、まずは任意売却といって競売にかける前に家を売ったほうが良いと言われました。
そしてすぐに任意売却の手続きを取ることにしました。家を売るというのはとても情けない気分になります。こんな思いは二度としたくないなと感じずにはいられませんでした。返済滞納をすることによって、ここまで生活は変わるのかと思いました。ですが、任意売却はして正解でした。これだけははっきりと言えます。もし住宅ローンが払えない人は、任意売却をしましょう。