クレジットカード支払い キャッシング カードローン返済方法の知恵

キャッシング・カードローンの返済の種類

一括返済

他人からお金を借りたときには、返さなければならない義務を負うことになります。これは家族や友人から借りた場合でも当然のことですが、貸金業から借りたならば、そこに「金利」と呼称される、上乗せして返さねばならない手数料が発生します。
「キャッシング」とは、お金を借りることですから、もちろんそこには「金利」が伴ってまいります。「キャッシング」を利用した場合の「金利」は、年利とい う、一年間借りた場合に掛かるパーセンテージで表されています。信販会社が取り扱っているキャッシングでは、条件の良いもので、四パーセントくらいの「金 利」のものもありますが、これは、収入が多い人で、「キャッシング」の実績を積んでこられた方が、大口の借入をしたケースの利率といえます。一般的には、 十五パーセント前後くらいの年利と考えると良いでしょう。
この「年利」は、日割りで計算されますので、早く戻せば戻すほど、払わなければならない利息の額は少なくて済むのです。
最近の「キャッシング」は、「リボルビング払い」と呼称されている分割で毎月戻していく方式が主流ですが、残高を一括で戻してしまえば、その時点で借入は零になり、支払いは終わります。これを「一括返済」と呼称しています。
「キャッシング」を賢く使う心得は、なるべく小額の借入にすることと、返済をきちんと行うこと。そしてなるべく早く、すべての借入を終わらせることが重要なポイントだと言えます。

リボルビング払いとは

よく借入やクレジットカードの利用額の支払いで「リボ払い」という言葉を耳にします。これは「リボルビング払い」を短くした言い方ですが、では「リボルビング払い」というのは、どういった返済のやり方でしょうか。
「リボルビング払い」とは、借り入れたお金を、分割して払っていく方式の一種ですが、一般的な分割払いとは、違った特徴を持っています。
一般的な分割払いは、借りたお金と、それに掛かる金利を加えた合計の金額を、回数を決めて毎月戻していくやり方です。支払う回数が決まっていますので、全体の借入の合計額がはっきりしていて、いつまでに完済できるのかが分かりやすいメリットがあります。
一方の「リボルビング払い」は、借り入れたお金に対して、毎月、決められた定額を戻していく方法で、支払い回数が決まっていない点が、分割払いとの違いです。
この毎月の定額の内訳は、金利分と元金が含まれており、この割合の計算のやり方の違いで、「元金定額」、「元利定額」、「残高スライド」というリボルビング払いの種類に分けることが出来ます。
リボルビング払いでの返済は、借り受けた金額の多さに関係なく、例えば毎月壱万円ずつのリボルビング払いをしていったとすると、この壱万円の内訳が、利息 の返済に充てられる分と、元金の返済に充てられる分に振り分けられ、借り入れたお金の総額に達した時点で、借入が完済したことになるのです。
毎月の返済は一定ですので支払いは楽ですが、借入の総額が分かりにくい欠点を持ち合わせています。

元利定額リボ払い

キャッシングを利用してお金を借りたら、当然のことですが、借りたお金を返す義務が発生します。この借りたお金を返していく方法には、いくつかの種類があ ります。どの方法が良いかは、それぞれに良い点と悪い点がありますので、消費者の収入の状態に合わせた返済が選べれば一番良いのですが、最近のキャッシン グの返済方法は、「リボルビング払い」と呼称されている、分割形式の一種を利用した返済が、主流となってきています。
「リボルビング払い」といっても、またこの中にいくつかのやり方があり、便利なようで、実はとても解りにくいのが「リボルビング払い」という返済方法なのです。
「リボルビング払い」の一つ目は「定額リボ」と言うものがあり、さらにその中には「元金定額」と「元利定額」というやり方があります。
「リボルビング払い」は、お金を戻していく回数は決められておらず、決まった額を返済していき、やがて完済させるというものですが、途中でさらに借入をしても、返済する額は変わらず、返済回数が増えるという形です。
「元利定額リボ」は、最小返済金額(ミニマムペイント)以上の金額をあらかじめ決めておきます。その金額の内訳には、元金の返済に充てられる分と利息分が含まれています。
完済するまで、一定の金額な点で管理がしやすいですが、返済の回数が増えてしまい、最終的な支払いの合計は、多めになってしまいます。途中で追加の借入を することも可能ですが、支払い金額が変わらないので、残債がいくらあるのかが解りにくい点で、利用には注意が必要です。

元金定額リボ払い

「リボルビング払い」の種類の中のひとつの「定額払い」には、「元利定額リボ」と「元金定額リボ」というものがあります。
「リボルビング払い」には、月々戻していくお金に、最小の金額があります。これを「ミニマムペイント」と呼称していますが、「リボルビング払い」を利用する際に、月々定額で戻す金額を、ミニマムペイント以上の金額であらかじめ指定します。
例えば、ミニマムペイントが五千円のリボ払いで、月々の返済額を壱万円と決めたとします。「元利定額リボ」のケースですと、この壱万円の中に、元金の返済として充てられる分と、利息分が含まれていますので、壱回の支払いは壱万円となります。
「元金定額リボ」のケースでは、同じ壱万円と決めた場合、この壱万円はすべて元金の返済に充てられ、さらに利息分を上乗せして返していくので、支払う額は、「壱万円プラス利息」ということになります。
「元利定額リボ」の方が、毎月戻していく金額が一定なので、家計の管理は解りやすいですが、元金の減り具合が少ない分、返済回数が増えてしまいます。
「元金定額リボ」は、毎月の返済額はその都度変わりますが、元金の減りが早いので、完済までの回数が少なめに出来る点と、払わねばならない金利の額も、「元利定額リボ」よりも、少なくなるという利点があります。
「リボルビング払い」は、借入の途中でも、追加の借入が出来ますが、支払う額が変わらないという点で、借入の感覚が麻痺しやすい一面を持っていますので、借り入れている総額を意識して利用する必要があります。

元金定率リボ払い

「キャッシング」でお金を借りて、それを戻していく場合、いくつかの返済形式がありますが、信販会社によって、お金を戻すやり方が指定されています。
その種類は、いくつかに分類することが出来ますが、なかなか理解しにくいというのが実際のところです。しかし、自分の借入のことですから、事前にどのよう な返済のやり方が適用されるのか、毎月の支払いはいくらになるのか、そしてすべて返し終わったときの金額の合計はいくらになるのかなどを、把握しておく必 要があります。
「キャッシング」の返済には、「定額リボ払い」と「定率リボ払い」、「残高スライドリボ払い」とに分けられますが、それぞれに元金だけを対象に計算するやり方と、元金と利息を含めて計算するやり方があります。
「定率リボ払い」とは、借入している額に対して、あらかじめ決めたパーセンテージの額を戻していくやり方ですが、元金を対象にするか、元金と利息を含めた額のパーセンテージで出すかで、計算のやり方も変わります。
例えば十万円をキャッシングし「元金定率リボ払い」で返すケースで、五パーセントの定率と決めたとしたら、初回は五千円に利息を足した額、二回目は四千七 百五十円と利息、三回目は四千五百十三円に利息という具合に、回数ごとに払う金額は減ってきます。計算上、そのままでは残がなくなる事が無いので、最後は 精算金で処理する形になります。
同じ「定率リボ」でも、「元利定率」の場合は、利息を含めて定率で考えますので、支払い回数や総額は、「元金」式よりも多くなってしまいます。

残高スライド方式

「キャッシング」でお金を借りたときの、お金の返し方には「定額リボ払い」、「定率リボ払い」という種類があるとお伝えしてきました。そしてもうひとつは「残高スライドリボ払い」と呼称されているものです。
この「残高スライドリボ払い」とは、借り入れている金額の残高に対応して、毎月返さなければならない額が変動していくという払い方です。
例えば、借入の残が五万円以内なら、月々の戻すお金は五千円。五万円を超えて十万円以内なら壱万円、十万円を超えて二十万円以内なら弐万円というものです。
もしこの例で十万円を借りたとしたら、はじめは壱万円の返済をしていき、残が五万円に達した時点で、返済は五千円に下がるのです。
もちろんキャッシングには金利が掛かりますが、この「残高スライドリボ」にも、「元利残高スライド」と「元金残高スライド」というものがあります。「元利」は返済額の中に、元金分と利息分が含まれているタイプ。「元金」は、定額に利息を加えた額を戻していくやり方です。
途中で返済額が減るので、得をした気分になる「残高スライドリボ」ですが、元金に対する返済率は変わりませんので、完済までの回数が多めになってしまう点は知っておくべきです。
「キャッシング」は、利用範囲の中で繰り返し借入できますので途中まで返して、さらに借入すると、急に返済額が増えてしまうのが「残高スライドリボ」です。
収入に余裕が出来たら、割り増ししてお金を戻し、早めに完済するのが、賢いリボルビング払いの使い方です。

繰上げ返済

信販会社のキャッシングカードは、事前の登録が必要ですが、利用してみればとても便利で、たとえキャッシングを使わなくても、年会費は掛からないし、クレジットカードの機能も付いているので、急な出費に迫られたときに備えて、一枚持っていても良いかも知れません。
しかし、いざキャッシングでお金を借りたなら、お金の戻し方によっては、意外と金利が掛かるものだということを十分理解したうえで、賢く使いたいものです。
普通のローンは、借入に対して、期間と回数をあらかじめ決め、毎月払っていけばいいのですが、信販会社のキャッシングの場合、「リボルビング払い」と呼称されている、払う回数を決めるのではなく、払う一定額のお金を決め、それを払い続けることで、完済まで持っていくという仕組みです。
支払額が一定なので、毎月の収入からの取り置きは解りやすいですが、実は通常の分割払いよりも、払うようになる金利の額は多くなってしまうのが、「リボルビング払い」の特徴なのです。
では、どうしたら信販会社のキャッシングを、上手に利用できるでしょうか。その方法のひとつとして、「繰上げ返済」というやり方があります。これは、収入の収支で、余裕のある月には、予定しているお金よりも多くの額を返済に充てることです。
「繰上げ返済」で戻したお金は、すべて「元金」への返済として充当されますので、元金が減ることにより、それに掛かる金利を減らすことが出来るからです。

 

元金定額方式での返済具体例

では例として、元金定額方式での返済具体例を計算してみましょう。
30万円を利息29.2%で借り、毎月1回の10回払いで返済するとします。
この条件を【毎月一定額の元金+1か月分の利息】に当てはめれば良いのです。

1回目の支払いは、3万円+利子となりますね。利子を計算してみます。
30万円×0.292÷365日×30日(※)=7,200円
つまり、3万円+7,200円で3万7,200円を1回目に返金すればよいわけです。
2回目(次の月)の支払額は、どうなるでしょうか?
元金は3万円減っていますので、27万円です。
これをもとに利息を計算してみると
27万円×0.292÷365日×30日(※)=6,480円です。
今度は、3万円+6,480円で3万6,480円を返金することになります。
このようにして、以下10回目まで計算していけばよいのです。
ただ、これは元金定額方式であることをお忘れなく。
会社によって返済方式の設定は異なりますので、調べてみて下さい。
(注)計算しやすくするために、1ヶ月を30日ということで統一しています。

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