銀行から融資を受ける総額の中には、全ての費用が含まれています。 不動産会社に支払う仲介手数料、登録免許税、保証会社の保証料、印紙代、事務手数料、不動産を登記するための司法書士への支払う費用などです。 融資を受ける時は、新築の家に住めるという夢が膨らんでいるので、細かい費用などは気にしないという人が多いのではないでしょうか。 ローンの額が高額なため、現実に私達が日常使用している金額とかけ離れているせいかもしれません。
そこで、無理のないゆとりある返済額の目安を調べてみました。 住宅ローンを組んで新居に移る以前と同じように、趣味に費やすお金を確保する、旅行などの精神的なゆとりと癒しの時間にかける費用を確保できるか、子供の教育費用を確保できるか、万が一の病気のための入院費用などの医療にかかるお金を捻出できるかなどをシュミレーションして、年収から差し引いて考えてみるのも大事だと思います。
私達は、生活していく上で何かを我慢して生き続けることは、とても苦しくいつか爆発してしまいます。 働いても働いても、ローンがいっこうに減少しないというのでは、せっかくの新居で生活しても楽しいわけはなく、家族から笑顔が消えていきます。 いつもヒリヒリとした空気が漂った家庭となっていきます。
無理のない返済額は、年収の20~30%が上限と考えました。 例えば年収400万円の人では、年間80万円から120万円が上限です。 毎月6万円から10万円の間です。 そしてボーナス併用は避けた方がよいでしょう。 不景気ということも考えると当てにすることは、危険です。 月収の中に残業代は含まないで計算した方がよいと思います。 また、家を購入した後にかかる費用として、固定資産税や不動産取得税もあることを忘れないでください。