アベノミクスの影響からか、最近円安傾向にあります。 円安での影響がそろそろ家計に響いてきました。 ガソリンが高騰し続けています。 ガソリンスタンドを横目で見ながら通ると、昨日通った時には○○○円、でも今日はもう既に○○○円となっているということは、日常のことです。 看板の価格を見るたび、今日が底値なのか、明日はもっと下がるのかと、まるで株価の変動を見ているかのようです。
ガソリンの高騰の影響なのか、最近は特に、待ちタクシーの列が多くなりました。 駅や公共の施設、区役所の広場の前に止まっているタクシーの列は、上から見てみると「渦巻」状態となっています。 そして、観察してみるとタクシーを利用する乗客は、数十分間に1人ということもあります。 順番を待っている間、タクシーの運転手同士会話をしている様子も多く見かけられます。 いったい何時間くらいこの場で待っているのでしょうか。 タクシーの売り上げの仕組みのことを報道で見た記憶があります。 実際に乗客を乗せて走行した距離と、乗客を拾うために走行した空の走行時のキロ数と、消費したガソリンの量が売り上げに関係するようです。 無駄なガソリンを使わないで、じっと待ってでも乗客を拾う方法の方が、売り上げとしては多くもらえるということでしょうか。
食材では、コーラのような飲料、小麦粉とそれを材料としているパン類、バスタ、うどんなどの麺類、輸入しなければならない野菜・果物、乳製品が値上がりしました。 絶対に食事の材料としては欠かせない物が、次々と値上げです。 その分どこかで節約した献立を作らなければならないのが現状です。
しかし、円安は反対の方向の輸出している会社などでは、利益が上がるということなんです。 そのような輸出をしている会社では、プラスの決算となったことでしょうが、プラスに転じた会社で働き人達にも、その潤いが配分されていれば一番良いのですが、今判ることは、一部の上場大手会社にとどまっているように見えます。 中小や零細企業まで、潤うのはいつのことになるのでしょうか。