数か月前に自転車に乗っていた小学生が、加害者となった交通事故がありました。
児童が乗っていた自転車は、確か坂道をかなりのスビードで走行し、歩行者の女性とぶつかり、女性は意識不明の重体となったという交通事故でした。
その裁判が行われて、児童は未成年のため、児童の母親に9500万円の損害賠償金を支払う判決が出ました。 少年の乗り方に対して、母親の指導と管理義務がなされていなかったという理由でした。
実は、うちの子供が高校生の時、国道の舗道を自転車で走行中に店舗から出てきた車とぶつかり、自転車は大破して走行不能となり、本人も足にケガをしました。
この時は、まさか自転車で事故に遭う確率は少ないのでは、と思い保険に加入していませんでした。 歩道を出る時に歩行者の有無を確認していない車が悪いのですが、相手が大人の男性ということで、強く主張することもできなかったようです。
相手の言いなりになって、整形外科で診察を受け治療費を支払ってもらっただけで、大破した自転車の代替え品も買ってもらえなかったので、自分で新しい自転車を購入しました。 この時に、自転車保険に加入していたら、と思うと後悔しています。
以前から、自転車にかける損害保険はありましたが、この事故の後、加入者が増加しているというのです。 AU損害保険というところを見てみました。
この保険会社では、自転車保険だけではなく、幅広い保険があるようです。 自転車保険の気になる保険料ですが、1年払いで4290円から11460円までコースがありました。
一番安い本人限定のものでは、月に360円、多くても1000円未満という掛け金で補償されるようです。
補償は、自転車が歩行者とぶつかり死亡、他の自動車と接触した場合、自転車同士の場合も対象となります。
相手を死亡させたりケガを負わせて入院や通院した場合も、自動車の任意保険の補償額ほど高くはないですが、300万円から400万円での補償が可能となっています。 自分自身も、この補償は対象となるので、手術の補償も受けられるようです。
また交通事故で、自転車が走行不能となった場合のロードサービスもあります。 自動車保険と同様に、被害者との示談の交渉もしてもらえるそうです。
高校までは遠かったので、3年間自転車通学していましたが、自転車保険に加入していませんでした。 今までに、3回同じような事故に遭っています。 そのたびに、通院の交通費は自分で支払い、自転車も購入していました。
私も近くのコンビニに行く時は、自転車を使用しますので、相手を補償することはもちろんですが、自分の身は自分で守るということをしないといけません。
掛け捨てになってしまいますが、安心と補償のために、この自転車保険に加入した方が、いざという時の多額の出費を抑えられるということでは、家計にプラスになるかと思います。