最近はペツトブームです。 核家族化が進み、子どもたちも独立すると家の中には老夫婦が二人きりなんてことも多い
ようですね。 家族の会話というものも面白いようで、子供がまだ小さな時には、子供を間に挟み学校の
ことなどを必然的に話すことが多く、会話も弾んでいたと思います。 子供が1人いるかいないかで、家の中の音が違いましたね。 例えば、学校行事で外泊している何日間の間でも、家の中の音は「無音」の状態に近かっ
た記憶があります。 若い夫婦の時代では、それはそれで別に気にならなかったものです。 しかし、子供が生まれ、子供を挟んでの夫婦の会話が日常的な事となってからでは、子供
が家の中にいるかいないかで、空気が違っていました。 昔から言われていた「子は鎹」ということは、本当でした。 大人の夫婦二人きりでは、テレビでもつけていないと会話も成立していないのです。
そんな時代のせいなのか、またペットに「癒し」を求める人が多くなったせいか、朝夕の
散歩はラッシュ状態です。 そして、ペットも病気をします。 最近では、人間並みにアレルギーの症状や今まで考えもしなかった病気も発症しています
。 しかも屋内で犬を飼う事になると、それだけ犬を観察している時間も長くなり、昔なら気
付かなかった症状にも気付くことができるので、すぐに動物病院へ駆け込みます。 確かに犬や猫の平均寿命は人間並みに長くなったと聞きました。 そして、いろいろな犬種用のドッグフードも販売されるようになりました。 ペットの病院も多く開院するようにもなりましたね。
うちで飼っている犬も夏に発病し、かかりつけの動物病院で入院と手術を受けました。 同じ病気で他のお宅で飼われていた犬は、病院で診察されて「助からない」と一言だけ言
われてしまい、亡くなったということです。 ペットの医療費は、全額支払わなければなりません。 人間のような健康保険がなかったからです。 しかし、ここ最近でペット用医療保険が多くなりました。 以前、薦められて加入していた保険会社の内容では、年齢ごとに掛け金が高くなっていく
ものですが、6歳にもなると月額4~5000円の掛け金というものでした。 それでも、加入した当時は2歳だったので掛け金も月額2000円でしたが、その頃は健康な
ので、結局は掛け捨てになってしまうということで止めてしまいました。 そして、保険未加入のまま、今年の手術ということになって、5日間の入院・手術・投薬料
金で80000円弱という結果になりました。 今回、このようなことになったので、以前の保険会社とは違ったところを探してみました
。 外資系の保険会社で試算してみると、6歳では月額2200円ということです。 それで50%負担と30%負担というコースがあり、実際に支払った料金の30%負担の方に加入す
れば、24000円の負担で済むこととなります。 ペットは言葉で症状を訴えることができないので、観察して症状を見分けるしかないので
、つい過保護になることもあります。 しかし、手おくれで亡くなったというのでは後悔だけが残りますね。 いざという時のために加入して、おいた方がよいのかと思います。