住宅ローンが支払えないので任意売却しました
やっと念願のマイホームを購入しました。ローンは30年程度で組むことになり、これからの毎日を楽しく過ごしていく予定でした。しかし、ある日を境にお金が急に無くなっていきました。それは、会社の倒産です。待遇が良くとても助かっていたのですが、それでも不況という波には勝てなかったようです。そして無職になってしまいました。無職で、ローンの支払をすることはとても難しいことでした。
なんとか頑張ってやりくりをして返済をしていました。しかし、そこまで貯金があった訳ではありません。ですから、生活費がどんどんと少なくなっていくのです。これではどうすることもできません。そこで支払遅延が発生してしまいました。3ヶ月の遅延がおきると、一括請求をしてくることがあります。私は、それだけは何とか避けたいと思い、ギリギリのところでお金を支払っていました。
しかし、遅延損害金などが含まれている関係で、本来のローンのお金を返済することができませんでした。これでは非常に危ないということで、住宅ローンの返済遅延をどうにかしようと考えていました。ですが、それはちょっと難しいなと感じるほかありませんでした。どう頑張ってもお金を返済することがとうとう出来なくなってしまったからです。
そこで、知人などに相談することにしました。その知人も、住宅ローンが支払えなくて手放した一人だったからです。すると、任意売却をすぐにしたほうが良いとのことでした。住宅ローンを支払うことができなくなった場合には、すぐに債権者は担保としている住宅を売るという手続きを取るようになります。競売にかけられると恐ろしいほど低い値段で落札されます。そして、残った借金も支払続けなくてはいけません。住む家をなくし、そしてお金を返すことはとても残酷なことです。ですから債務整理は早めに行うことが理想なのです。
家を失っても支払う借金が多い場合は、自己破産を考えた手続きをする必要があります。それをすることで何とか借金から解放することが可能となります。私も、何とか債務整理をし、任意売却をすることで借金から解放することができました。これからは安心して生活することができるのが嬉しいです。