我が家の夕ご飯、はっきり言って手抜き料理です。 良く言えば、節約した料理ということになるでしょうか。 夕ご飯に限らず、朝食も、昼食も節約ご飯です。 自宅の近くには、3年ほど前までスーパーがありましたが、人口が少ないためか期待するほどの売り上げが伸びず閉店しました。 あったら便利な地元密着型の小さなスーパーでしたが、やはり赤字続きでは採算がとれませんね。 スーパー側もボランティアで商売をしているわけではないので、残念ですがしかたのないことです。
その事も踏まえて、我が家では1週間のメニューを作りそれに合うような買い物をします。 ポイントとなる点は、1週間でなるべく同じ材料を使用するということです。 中華炒め物では、もやしや白菜、キャベツ、ピーマン、人参などが共通するので、できるだけこれらの材料を使った料理のメニューを考えます。 この方法の欠点は、運が悪ければ1週間中華が続いたり、焼き肉料理だったり、揚げ物、魚料理が続くということです。 今のところ、家族から不満の声は出ていませんが、飽きるということは事実です。
その他では、皆さんも行っているかと思いますが、冷凍方法をできるだけ多く取り入れて保存するということです。 例えば、パン類が安い時はまとめ買いをして冷凍保管します。 そして、翌朝食べる枚数を前日の夜に冷凍から冷蔵に移し替えます。 しかしこの方法は、何も混じっていない食パンには通用できますが、中に何かジャムなどが入っていると解凍した時にジャムの部分に違和感が残ります。 それさえ気にしなければ食べるのには、十分です。 冷凍保存ということでは、スパゲッティを茹でる時、まとめて茹でてその日食べる量以外を冷凍します。 冷凍したものをレンジで解凍する方が、ガスを消費して茹でることより、電気量が安く済むのです。
ご飯も多く炊いて冷凍保管し、使う分だけ解凍すると意外にもふっくらすることがわかりました。 会社での昼食や休憩時間に飲むお茶やコーヒーですが、毎日120円や150円のペットボトルの物を買っていたのでは、チリも積もればと多額の出費いうことになってしまいます。 そこで、よく香典返しなどで頂く「緑茶」を利用しています。 不通にお茶を飲む方法で作った「緑茶」を、大きめの容器に入れて冷蔵庫で保管し、翌朝持って行く分を通常の150円で売っているペットボトルに詰め替えします。 これは結構節約になりました。
最初のころは、夫が毎日会社の自販機でお茶を150円で買っていました。 しかし、昼食代は生活費から出費していましたが、お茶代は「こづかい」の中でやりくりしていたので、きっとこの方法を思いついたのではないかと思います。 このまま続けていれば自分の少ない「こづかい」が減っていくばかりでしたので、きっと閃いたのでしょう。 この方法では、お湯を沸かす光熱費がかかりますが、一度に大量のお茶を作ってしまえばいいわけです。 しかし、持参するペットボトルを最初に1本は買う必要はあります。