自動車のローンを組む場合、購入を予定している自動車の販売会社の独自のローンで車を買う場合と、銀行や信用金庫などの金融機関のカーローンを利用して購入する方法があります。
自動車会社のローンを利用した場合は、購入した人が完済するまでは、自動車の所有権は自動車会社となっています。
車検証の使用者の欄に購入した人の名前が記載されますが、所有者の欄には、自動車の会社の名前が記載されています。
従って、自動車税を支払う場合、自動車会社が購入者から自動車税の金額を預かり金として処理し、県税事務所などへ支払います。
このような処理を購入者がローンを完済するまで続くということ仕組みとなります。
一方、金融機関のカーローンを利用した場合は、購入者が金融機関から自動車代金を借入し、自動車販売会社へ支払うというものです。
多くの場合は、審査が通れば金融機関が職権で自動車会社へ振込するようです。 そのため、車検証には使用者と所有者の両方の欄に購入した人の名前が記載されます。
購入者は、金融機関との間での借入のみとなり、その後、金融機関へ自動車代金を支払っていくという形となります。 金融機関との間で借入と返済の義務が生じるということになります。
金融機関のカーローンは、新車の購入に利用されることが多く、利率も1.5%~2.5%となっています。 また固定金利へ変動金利の割合もさまざまとなっているようです。
自動車会社独自のローンの方が、一般的に利率が高く、金融機関の利率の方が低いようです。 借入できる金額は、金融機関利用の場合は数十万円~500万円と幅広くなっているようです。
しかし、購入者が返済を滞ったりし、債務整理等を行う場合は、金融機関が自動車を引き上げるというケースも出てきます。
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