モビットでお金を借りる
モビットというのは、なかなか特殊な消費者ローン業者です。現在では同行の消費者ローン業者であり、同業大手のSMBCコンシューマーファイナンスによって、個人融資業務が分割保有されている状態にあります(2013年初旬時点)。モビットは、もともと現・三菱東京UFJ銀行を中心として設立された消費者農業者であり、その三菱東京UFJ銀行がかつてプロミスと提携関係にあったことから、このような入り組んだ関係性になっているのです。
モビットの金利は、 4.8%から18.0%です。極度額のリミットは500万円までとなっています。 500万円の貸付に対して、 4.8%という金利水準は、実はメガバンクはこの銀行カードローンと同水準かもしくはそれよりも低金利であるという事実があります。例えば三菱東京UFJ銀行のバンクイックですと、 500万円の融資に対して4.6%という金利です。三井住友銀行カードローンでは500万円の融資に対して5.0%から6.0%の金利です。みずほ銀行のカードローンでも5.0%の金利となっています。
私たちは、消費者ローンは銀行カードローンよりも金利が低いと思いがちですが、高額の極度額になれば、その金利差はほとんどないか、あるいは逆転するのだということを頭に置いておきましょう。
モビットの最大の売りはWeb完結と呼ばれるサービスです。俺は煩わしい電話連絡による在籍確認を、社会保険証と給与明細の提示によって省く手続きです。在籍確認をせずにモビットの消費者ローンでお金を借りることができるのです。今後は、他の消費者金融もこのモビットの方式を真似てくるかもしれません。