カードローン

カードローンを利用するにあたって

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審査から融資までの流れ

カードローンを提供している金融機関会社は消費者金融はじめ、銀行の傘下である銀行系や銀行になりますが、カードローンを利用しようと考えている場合はこれらの中から選んで申し込みをする必要があります。
現在ではインターネットが普及しているので、インターネットを利用して各金融機関が提供しているカードローンについての説明や特徴・評価が参照できるようになっているので、これらの情報をカードローンの利用目的と照らし合わせて選出するようにしましょう。
また、一般的に銀行が提供するカードローンは金利が低いというメリットがある反面、審査の時間が長いというデメリットがあり消費者金融が提供するカードローンは金利が高いというデメリットがある反面、審査の時間が短いというメリットがあるので、返済が長期に及ぶ場合や借り入れを急いで無い場合は銀行のカードローンを、急な借り入れが必要になった場合や返済が短期間で済む場合は消費者金融のカードローンを選ぶといったそれぞれの長所が活きるような選び方をすると良いでしょう。
申し込みはインターネットが主流になりつつありますが、窓口に足を運んでも手続きは可能なので本人確認証と必要に応じて収入証明書を用意して専用のフォームや申し込み用紙に不備や誤記がないように入力します。
その後は審査が始まるので審査の結果を待ち、審査に無事可決するとカードローン用のカードが手元に届くので、そのカードを使用して融資を受けることができるようになります。

女性の利用

近年になり、女性のカードローン利用者が増加傾向にありますが、女性でも利用しやすいように女性専用カードローンや女性の申し込みがあった場合は女性スタッフだけによる対応をするといったサービスを各金融機関が始めたことが背景にあります。
女性の場合はお金を借り入れることに抵抗があるのに加えて、お金の借り入れの相談となるとなかなかしにくいものですが、カードローンの利用で上位にくる使用用途が生活費となっていることからも生活費を預かる立場であることが多い主婦にとっては月々の生活費の運用のためにどうしてもお金の借り入れが必要な場合があります。
また、家事や子育てに忙しい時期は仕事に行くことも難しい状況で収入を得るのが難しく、パートやアルバイトをしていてもローンを借りられるほどの多い収入を得ることは難しくなります。
女性専用に作られたカードローンは、このような状況にある主婦や専業主婦でも利用できるようにされており、パートやアルバイトでも安定して収入がある場合や専業主婦でも配偶者の収入証明書を提出することで申し込みが可能になっていますが、この配偶者の収入証明書に関しても提供している金融機関の中では不要で利用できるところもあります。
また、はじめて利用を考えている場合も女性専用カードローンを提供している金融機関は電話や窓口で女性スタッフが親身になって相談に乗ってくれるので、不安や抵抗感を軽減させてくれた状態で利用できるというメリットがあります。

メリット

カードローンは個人向けのローンの中でも特に利用が多くなっていますが、ローンを組むとなったら通常は数週間から数ヶ月かかる審査時間もカードローンの場合は数日から早くて即日で審査が完了し、急にお金の借り入れが必要になった場合には特に利便性が高いものとなっています。
カードローンは担保や保証人を用意する必要がないのに加えて、この審査に必要な書類も本人確認書と収入証明書だけで申し込みが可能な金融機関が多くなっていますが、収入証明書も消費者金融で50万円未満、銀行で100万円未満なら不要としている金融機関が多く手続きに負担がかからないという利点があります。
カードローンの特徴として金利は借り入れ金額に一定の利率を乗じて算出されますが算出された金利は日割りになっているところが多いため、返済が短期間であればあるほどその分借り入れ金額に金利がかからないので、借り入れたお金が短期間で返済できる場合は非常に利用価値が高くなります。
また、金融機関によっては審査の可決後、1週間から1ヶ月間くらいの間で無利息キャンペーンをしているところも多く、このキャンペーンを利用すると実質金利の支払いが0円で済むことになり、ATMからの預金の引出しにかかる手数料などを考えると、かえって支払う金額が少なくて済む場合があります。
返済に関しても臨時収入などで返済できるお金が発生した場合にキャッシュカードの預け入れの感覚で返済することが可能なので、自分のペースで完済に向かうことができます。

デメリット

カードローンのデメリットとして金利の高さがあげられますが、カードローンでお金を借り入れる場は金利が低いと言われている銀行が提供するカードローンでも100万円以下で10数%の金利がかかるようになりますが、このカードローンの金利は各金融機関が提供するローンの中でも特に高い利率となっています。
カードローンは金利が日割りであるという点や、自由に返済ができるといった点から短期完済が可能な場合は利用価値が非常に高くなりますが、返済の目処がたっていない場合は金利が10数%になるので総金利の支払いは多大なものになってしまうことになります。
カードローンの利用目的で複数の金融機関からのお金の借り入れがある場合に、その複数の借りているお金を一箇所の金融機関からの借り入れで完済する借り換えローンがありますが、本来の借り換えローンの目的が借り入れているお金にかかる金利を下げることなので、カードローンの金利の高さから考えると借り換えローンには向いていないといえます。
この金利の高さに加えて利用限度額の範囲内であれば、いつでも好きな時に借り入れが出来てしまうため、なかなか完済にたどり着かないといった状況になってしまうのもこのカードローンの特徴で、最初の申し込みに負担がかからないため利用に関しても借金の意識が薄れがちになり、審査に時間がかからない・書類が少なくて申し込みができる・キャッシュカードのように使えるというメリットは裏を返せばデメリットであるとも言えます。

注意点

カードローンは、最初にまとまったお金を借りて完済に向けて毎月一定の金額を返済していく一般的なローンと違い、カードローンの審査に可決してもお金が口座に振込まれることはなく、カードローンのカードが届き次第、自分で利用金額を決めて借り入れをするようになるので、初めから多額の借金を抱えずに融資を受けられることができます。
カードローンはいつでも好きな時にお金を借りることができるため、借り入れに対する返済計画を立てるのが非常に難しくなります。
好きなときに好きなだけ借り入れたお金はあくまで金融機関から貸してもらっているお金であって、そのお金にはきっちり利子をつけて返済しないといけないという義務がありますが、借り入れは簡単にできる反面、返済はなかなか進まないため借り入れ金額が増え続ける場合があります。
このような利用をしていては、気がついたら利用枠いっぱいに借り入れをしてしまって返済できなくなったので、他の金融機関でカードを作って返済しようといったマイナスの循環に陥ることになり、このような状況になってしまった場合は完済することが難しくなっていまいます。
また、総量規制により年収3分の1を超えての借り入れができないので、総量規制の枠内を超えた者は借り入れ先がなくなるため、悪徳業者に手を出してしまい多重債務に陥ってしまう恐れがあります。
カードローンは少しずつ借金が増えていくシステムであるため、常に借り入れ状況と返済状況を把握して計画を立てて利用する必要があります。

トラブルに遭遇した場合

カードローンを利用する上で、毎月必ず返済する必要のある金額があらかじめ決められていますが、これを遅延すると様々な問題が起こる可能性があるので、返済日までに忘れないように返済する必要があります。
あらかじめ遅延するとわかっている場合は利用している金融機関に必ず事前に連絡することで対応してもらえますが、何度も忘れていたという理由や払えないという理由で遅延を繰り返すと個人情報機関に金融事故として登録されることになり、今後、他の金融機関でローンを組もうと思っても審査に通らないといったことになります。
カードローンの返済をするにあたり、返済期間が長くなれば借り入れた者の生活環境や状況が変わることもあり、借り入れた時には予期していなかったトラブルに巻き込まれる可能性は誰にでもありうることですが、このような状況に陥ってしまったらカードローンを利用している金融機関に早めに相談することが大事です。
また、総量規制によりヤミ金業者が以前に比べて活発になり、手口はより巧妙になっているため、ヤミ金業者と正規の消費者金融との区別がつきにくくなってきていますが、正規の消費者金融は賃金業登録をしているので利用する前に調べておく必要があります。
カードローンはお金の借り貸しを行うものなので、トラブルに巻き込まれる可能性も高くなりますが、トラブルに遭遇した場合でも国民生活センターはじめ、無料で相談にのってくれる機関は日本の各地にあるので、慌てずに相談に乗ってもらって対応するようにしましょう。

 

 

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