私の消費者金融の体験
私は以前複数の消費者金融業者からの多額の借入に頭を悩ませていました。今でこそ多重債務に陥ったからと言ってすぐに自己破産に追い込まれることは少なくなりましたが、私の時代は多重債務が自己破産に直結するということが一般的な共通となっていたために、社会的信用がなくなることへの不安が大きくありました。
私がはじめ消費者金融業者を利用するようになったきっかけはほんの些細なことでした。当時同僚との飲み会の費用の持ち合わせがなかったので、自宅の近くにある有名な消費者金融業者の自動契約機を利用してほんの数万円だけ借り入れを行ったのでした。私はその時の借入金はすべて返済することができたのですが、返済後借り入れを行うこと学生になってしまい、つまらない用途にまで借り入れを行う生活を続けるようになりました。私は消費者金融業者の公式ウェブサイトを利用して借りすぎの防止をチェックしていなかったために、金銭的に非常にルーズになっていたと自覚しています。
消費者金融業者は総量規制を行って年収の3分の1以上を融資できないようになっていますが、当時は総量規制の適用前でしたので、消費者金融業者の裁量次第でいくらでも借り入れを行うことができたのが多重債務に陥った原因であると考えています。私は多重債務に陥った後も審査のゆるい業者からの借り入れを繰り返しており、このままでは人間的におかしくなってしまうと思い、意を決して多重債務の問題に詳しいという弁護士事務所を訪問することにしました。
私はインターネット上の口コミサイトでこの弁護士事務所の存在を知ったのですが、当時お金に苦しかったので無料で相談に乗ってくれる弁護士の存在は非常にありがたいものでした。その時に弁護士の先生から返済不能の対応策として債務整理という方法があることを教えていただきました。私は債務整理という聞きなれない言葉に最初は戸惑っていたのですが、今後の自分の生活を考えた場合にしっかりと債務整理を行っておくことはとても重要であると思いました。そこで、弁護士の先生に債務整理の手続きについてすべて一括することにしました。私は任意整理という方法で難を逃れることができました。
